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05/09/2007

プリンスリーグ九州第6節 国見高校対東海大学付属第五高校 ~5月4日

国見高校 4(1-1、3-1)2 東海大学付属第五高校 (大分県サッカー協会人工芝グラウンド)


 プリンスリーグ九州大分集中開催の2日目、国見対東海第五は、個人的に注目のカードだった。両チームに共通するのは、高い位置からの積極的なプレス。一方、攻撃の特色は異なる。国見はシンプルなサイドへのフィードからクロス、東海大五はスピードのある前線の選手がタッチの少ないパスとフリーランニングでディフェンスの裏へ抜ける。面白さでは東海大五だが、この対戦では、早目に長いボールを入れることで相手のプレスをまともに受けるリスクが少ない国見に分があると予想した。


国見 スタメン

---11鶉野---10白谷---
------9濱中------
17小見川-8三浦-6内田-7東矢
-- 5木下- 4谷川-13山村--
------12周詞------

東海大五 スタメン

---10清水---11松井---
------12釘宮------
19岩永- 2中野- 6中司- 9久富
-- 5瀧本- 4相良- 3橋内--
------ 1高宮------

 両チームとも、いつも通りの3-5-2の布陣。このフォーメーションのチーム同士の対戦は最近意外と見ない。

(前半)
6分国見、右サイドでルーズボールを拾って縦にすばやくフィード、11番が切り返してゴール右からシュートも枠右に外れる。
9分国見、左サイド10番から17番とつないでクロス、中央で9番がヘッドも枠右に外れる。
12分東海大五、ゴール右寄り約25mのFK、意表をついてクイックリスタート、2番中野選手が浮き球を壁の裏に通し、走り込んだ10番清水選手がGKとの一対一を決め、1-0と先制する。
14分国見、左サイドを9番がドリブル、DFを引きつけて右へパス、フリーの10番がシュートも相手GKがナイスセーヴ。
15分国見、さらに波状攻撃、クリアボールを拾って右サイドへ、7番東矢選手がドリブル、切り返しから強烈なシュートを決めて、1-1の同点とする。
国見が優勢。相手の3バックのサイドに早目に長いボールを入れて、相手のラインを押し下げる。
31分国見、ロングボールを受けた11番がドリブル突破からパス、左でフリーの10番がシュートも相手GKがセーヴ。
40分国見、左サイドスローインから17番、11番とつないで内へ、10番が切り返してシュートも相手DFブロック。
国見は、低い位置からでも早くサイドにロングボール、を徹底。こぼれ球も拾えていて、シュートまで行かなくともクロスは入っており、チャンスは多かった。東海大五は、ロングボールに押し込まれて中盤(ボランチ、ウィングバックとも)が下がり過ぎになった。マイボールになっても、これらの選手の上がりを待たなければビルドアップができず、結果的に攻撃への切り替えが遅れてしまった。

(後半)
後半開始東海大五、12番釘宮選手out、7番松澤選手in。トップ下に入った長身の釘宮選手は機能したとは言い難く、第4節鵬翔戦でも活躍した松澤選手に交代した。
4分東海大五、中盤でのパスカットからつないで10番がスルーパス、7番が走り込むが相手DFが寄せてクリア。
6分国見、GKからのフィードを10番が巧みなポストプレーから7番へ、スペースを前進してシュートも相手GKがセーヴ。
7分東海大五、右サイドからの長いFK、中央で落として混戦、ゴール右から11番松井選手がシュートを決め、2-1とリードする。
12分国見、6番内田選手out、16番長谷選手in。
19分東海大五、右サイドのドリブルから中央ではたいて再び右へ、10番が左斜めにスルーパス、11番が走り込むが相手GKが飛び込んでセーヴ。スルーパス、ランニング、GKの反応、すべて素晴らしいプレーだったが、接触プレーで東海大五11番松井選手と国見GK周詞選手が痛んでしまう。両選手ともプレーに復帰できない。
21分国見、12番周詞選手out、1番吉山選手in。
21分東海大五、11番松井選手out、13番小園選手in。攻撃の中心の一人、松井選手を欠くのは痛い。
25分国見、PAすぐ外で、右から中央、左と振って相手DFを揺さぶり、左でフリーの10番がシュート、相手GKがセーヴ、こぼれた球がゴールライン付近で浮き球となったが相手DFがクリア。
26分国見、右CK、ファーサイドに流れたがキープ、センタリングから混戦となるが、ゴール右でフリーの8番三浦選手が流し込み、2-2、再び同点となる。
29分国見、カウンター、10番がうまい反転でマーカーを抜き去ると左でフリーの11番へパス、シュートは枠右に外れる。
30分国見、左サイドから内へ、11番が相手DFを引きつけて右へ、フリーの10番白谷選手が角度のないことろから見事なシュートを決め、3-2と逆転する。
33分東海大五、2番中野選手out、8番沖島選手in。
34分国見、中央から左に回して、11番鶉野が強烈なミドルシュート、クロスバーに弾かれるが、こぼれ球を10番白谷選手が押し込み、4-2と突き放す。
38分東海大五、19番岩永選手out、16番豊村選手in。
43分東海大五、左サイドスローインから、7番、10番とワンタッチでつないで崩し、16番がシュートも枠わずか右に外れる。
44分国見、17番小見川選手out、15番野島選手in。
優勢に試合を進めながら、追いかける展開となった国見だが、最後は突き放して勝利した。

 白熱の一戦。スタッツを見る限りは国見が圧倒しているが、東海大五も手をこまねいていたわけではない。7番松澤選手、10番清水選手、11番松井選手のトライアングルは国見守備陣を苦しめ、一時勝ち越しに成功した。
 もちろん、このゲームを支配したのは国見ではある。国見にとっては、会心の勝利と言っても良いのではないかと思う。先行される展開でゲームプランを崩されかけながらも、プレスからサイド、サイドからクロスという自分達のサッカーをやり抜いた。特に素晴らしかったのが、FW10番の白谷選手。万能型のFWだが、ポストプレー、相手DFとの駆け引き、ドリブル、そしてシュートとすべてにおいてキレキレ。ちょっと自分や見方のプレーのミスにナーバスになるところはあるが、エゴイスティックという感じはない。九州のこの年代のベストFWの一人だろう。
 これで、首位の東海大五と国見が勝ち点12で並んだ。東海大五にとっては、今日の敗戦は何ら悲観する内容のものではないが、負傷交代の11番松井選手が軽症であることを祈る。ちなみに、昨日の国見対アビスパ戦でゴールを決めたアビスパのFW大山選手、東海大五の松井選手、そして国見の白谷選手、いずれも小倉南FCジュニアユース出身の同い年だ。

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