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May 2007

05/10/2007

プリンスリーグ九州第6節 東福岡高校対大分トリニータU-18 ~5月4日

東福岡高校 3(3-0、0-1)1 大分トリニータU-18 (大分県サッカー協会人工芝グラウンド)


 東福岡対トリニータ、強豪対決ではあるが、両チームともここまで順調とは言えない。トリニータは引き分けが続くちぐはぐな戦いぶり。東福岡は連敗スタートだった。ただし、ここ2試合は、大津に3-0、日章学園に7-1と大差で連勝している。調子が上がってきたか。


東福岡 スタメン

------20荒木------
13中島-16山田-18井上-19矢野
------ 12里------
3土器--4串間-5宇田--2木藤
------ 1上田------

トリニータ スタメン

---- 33小手川----
14平松- 17越智- 18岸田
-- 5井上--13岩本--
21厚地- 2林- 6古澤- 3柳
----- 1石田-----

 雨が本降りになり、ピッチはスリッピー。ワンバウンド目が伸びる。東福岡は、例年と同じ4-5-1の布陣。トリニータは、4-2-3-1だが、小手川選手がワントップ。一人で何でも出来るとはいえ、1.5列目が最も力を出せる選手で、正直言ってこの起用は疑問。

試合はあっけない展開となった。
(前半)
11分東福岡、中央約30mのFK、18番井上選手のシュートは相手GK正面、しかしGKがキャッチしようとしてファンブル、これを詰めた2番木藤選手が押し込み、1-0と先制。GKは、ピッチコンディションがわかっているのだから、キャッチではなく、下におさえるプレーをするべきだった。U-18代表候補のGKがやってはならないミス。
24分東福岡、ルーズボールの競り合いに勝ち、左サイドからクロス、中央で18番井上選手がダイレクトで合わせたシュート、これが左隅に決まって、2-0。難しいシュートだったが、一方でトリニータDFのマークが甘過ぎた。
27分東福岡、左CK、18番井上選手がニアへクロス、東福岡選手と相手DFと競り合ってオウンゴールにも見えたが、記録ではまたも2番木藤選手のゴール、3-0とあっという間に3点差。
28分トリニータ、3番柳選手out、9番安藤選手in。あわててFWの安藤選手を入れたが、いかにも後手を踏んだ選手交代。
37分トリニータ、右サイドPA外から33番の強烈なシュート、相手GKがセーヴ、こぼれ球をドフリーの9番がシュートもふかしてしまう。絶好機、これを決めていればまだわからなかった。

(後半)
後半開始時トリニータ、6番古澤選手out、8番山瀬選手in。9番安藤選手がセンター、左ウィング小手川選手、右ウィング山瀬選手、トップ下に14番平松選手の4-3-3に変更。
5分トリニータ、左CK、8番山瀬選手のクロスをファーサイド寄りでフリーとなった14番平松選手がきれいにヘッドで合わせてゴール、3-1となる。
14分東福岡、カウンター、中央で16番が相手DFを引きつけて右へパス、フリーの18番がシュートも枠上に外れる。
15分トリニータ、約30mの小手川選手のミドルシュート、枠を捉えたが相手GKがセーヴ。
15分東福岡、19番矢野選手out、7番深町選手in。
17分トリニータ、右寄り約30mのFK、33番のシュートを相手GKが弾き、8番が詰めるも枠上に外れる。
24分東福岡、13番中島選手out、21番村上選手in。
29分トリニータ、21番厚地選手out、11番佐野選手in。
36分トリニータ、右SBに下がっていた18番がドリブルで自陣から前進、内に切り込み相手DFが寄せてきたところで右にパス、フリーの33番がシュートも相手GKがセーヴ。
38分トリニータ、17番越智選手out、28番緒方選手in。
38分東福岡、16番山田選手out、8番西川選手in。
結局3-1のままタイムアップ。

 後半はトリニータが攻勢だったが、単にリードした東福岡が引き気味だったからとも言える。前半の3失点は、GKのミスにDFのマークの甘さがもたらしたもの。U-18代表候補がGKとCBに一人ずついる割には、率直に言って水準の低いプレーだった。采配もちぐはぐ。試合開始時に予想した通り、小手川選手のワントップは機能しない。FWの負傷や累積警告による苦肉の策かと思ったら、途中から安藤選手と山瀬選手が出てきた。終盤に長身のDFを投入してパワープレーに出るのもワンパターン。適材適所とは言い難い、意図のわかりにくい選手起用だった。
 このような展開だったから、東福岡のチーム力の評価はお預け。ただ、長身DFをそろえ、ワンボランチも運動量豊富で潰し役としてははまっており、守備は計算できそうだ。攻撃陣では18番井上選手が目立った。クロス、シュートもいいが、それよりもセンスが光る。スピード抜群というわけではないが、気がつくといいポジショニングからシュートやラストパスを繰り出す。

 第6節を終えて、プリンスリーグ九州は大混戦。首位東海大五と国見が勝ち点12で並び、以下勝ち点11のアビスパ、10の東福岡、筑陽学園、9のトリニータと勝ち点3差内に6チームがひしめく。高円宮杯出場権争いはチーム力からこの6チームの争いと予想するが、まだ下位チームにも可能性は残されている。次回第7節、第8節は、6月に鹿児島集中開催となる。また熱い戦いが見られそうで楽しみだ。

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05/09/2007

プリンスリーグ九州第6節 国見高校対東海大学付属第五高校 ~5月4日

国見高校 4(1-1、3-1)2 東海大学付属第五高校 (大分県サッカー協会人工芝グラウンド)


 プリンスリーグ九州大分集中開催の2日目、国見対東海第五は、個人的に注目のカードだった。両チームに共通するのは、高い位置からの積極的なプレス。一方、攻撃の特色は異なる。国見はシンプルなサイドへのフィードからクロス、東海大五はスピードのある前線の選手がタッチの少ないパスとフリーランニングでディフェンスの裏へ抜ける。面白さでは東海大五だが、この対戦では、早目に長いボールを入れることで相手のプレスをまともに受けるリスクが少ない国見に分があると予想した。


国見 スタメン

---11鶉野---10白谷---
------9濱中------
17小見川-8三浦-6内田-7東矢
-- 5木下- 4谷川-13山村--
------12周詞------

東海大五 スタメン

---10清水---11松井---
------12釘宮------
19岩永- 2中野- 6中司- 9久富
-- 5瀧本- 4相良- 3橋内--
------ 1高宮------

 両チームとも、いつも通りの3-5-2の布陣。このフォーメーションのチーム同士の対戦は最近意外と見ない。

(前半)
6分国見、右サイドでルーズボールを拾って縦にすばやくフィード、11番が切り返してゴール右からシュートも枠右に外れる。
9分国見、左サイド10番から17番とつないでクロス、中央で9番がヘッドも枠右に外れる。
12分東海大五、ゴール右寄り約25mのFK、意表をついてクイックリスタート、2番中野選手が浮き球を壁の裏に通し、走り込んだ10番清水選手がGKとの一対一を決め、1-0と先制する。
14分国見、左サイドを9番がドリブル、DFを引きつけて右へパス、フリーの10番がシュートも相手GKがナイスセーヴ。
15分国見、さらに波状攻撃、クリアボールを拾って右サイドへ、7番東矢選手がドリブル、切り返しから強烈なシュートを決めて、1-1の同点とする。
国見が優勢。相手の3バックのサイドに早目に長いボールを入れて、相手のラインを押し下げる。
31分国見、ロングボールを受けた11番がドリブル突破からパス、左でフリーの10番がシュートも相手GKがセーヴ。
40分国見、左サイドスローインから17番、11番とつないで内へ、10番が切り返してシュートも相手DFブロック。
国見は、低い位置からでも早くサイドにロングボール、を徹底。こぼれ球も拾えていて、シュートまで行かなくともクロスは入っており、チャンスは多かった。東海大五は、ロングボールに押し込まれて中盤(ボランチ、ウィングバックとも)が下がり過ぎになった。マイボールになっても、これらの選手の上がりを待たなければビルドアップができず、結果的に攻撃への切り替えが遅れてしまった。

(後半)
後半開始東海大五、12番釘宮選手out、7番松澤選手in。トップ下に入った長身の釘宮選手は機能したとは言い難く、第4節鵬翔戦でも活躍した松澤選手に交代した。
4分東海大五、中盤でのパスカットからつないで10番がスルーパス、7番が走り込むが相手DFが寄せてクリア。
6分国見、GKからのフィードを10番が巧みなポストプレーから7番へ、スペースを前進してシュートも相手GKがセーヴ。
7分東海大五、右サイドからの長いFK、中央で落として混戦、ゴール右から11番松井選手がシュートを決め、2-1とリードする。
12分国見、6番内田選手out、16番長谷選手in。
19分東海大五、右サイドのドリブルから中央ではたいて再び右へ、10番が左斜めにスルーパス、11番が走り込むが相手GKが飛び込んでセーヴ。スルーパス、ランニング、GKの反応、すべて素晴らしいプレーだったが、接触プレーで東海大五11番松井選手と国見GK周詞選手が痛んでしまう。両選手ともプレーに復帰できない。
21分国見、12番周詞選手out、1番吉山選手in。
21分東海大五、11番松井選手out、13番小園選手in。攻撃の中心の一人、松井選手を欠くのは痛い。
25分国見、PAすぐ外で、右から中央、左と振って相手DFを揺さぶり、左でフリーの10番がシュート、相手GKがセーヴ、こぼれた球がゴールライン付近で浮き球となったが相手DFがクリア。
26分国見、右CK、ファーサイドに流れたがキープ、センタリングから混戦となるが、ゴール右でフリーの8番三浦選手が流し込み、2-2、再び同点となる。
29分国見、カウンター、10番がうまい反転でマーカーを抜き去ると左でフリーの11番へパス、シュートは枠右に外れる。
30分国見、左サイドから内へ、11番が相手DFを引きつけて右へ、フリーの10番白谷選手が角度のないことろから見事なシュートを決め、3-2と逆転する。
33分東海大五、2番中野選手out、8番沖島選手in。
34分国見、中央から左に回して、11番鶉野が強烈なミドルシュート、クロスバーに弾かれるが、こぼれ球を10番白谷選手が押し込み、4-2と突き放す。
38分東海大五、19番岩永選手out、16番豊村選手in。
43分東海大五、左サイドスローインから、7番、10番とワンタッチでつないで崩し、16番がシュートも枠わずか右に外れる。
44分国見、17番小見川選手out、15番野島選手in。
優勢に試合を進めながら、追いかける展開となった国見だが、最後は突き放して勝利した。

 白熱の一戦。スタッツを見る限りは国見が圧倒しているが、東海大五も手をこまねいていたわけではない。7番松澤選手、10番清水選手、11番松井選手のトライアングルは国見守備陣を苦しめ、一時勝ち越しに成功した。
 もちろん、このゲームを支配したのは国見ではある。国見にとっては、会心の勝利と言っても良いのではないかと思う。先行される展開でゲームプランを崩されかけながらも、プレスからサイド、サイドからクロスという自分達のサッカーをやり抜いた。特に素晴らしかったのが、FW10番の白谷選手。万能型のFWだが、ポストプレー、相手DFとの駆け引き、ドリブル、そしてシュートとすべてにおいてキレキレ。ちょっと自分や見方のプレーのミスにナーバスになるところはあるが、エゴイスティックという感じはない。九州のこの年代のベストFWの一人だろう。
 これで、首位の東海大五と国見が勝ち点12で並んだ。東海大五にとっては、今日の敗戦は何ら悲観する内容のものではないが、負傷交代の11番松井選手が軽症であることを祈る。ちなみに、昨日の国見対アビスパ戦でゴールを決めたアビスパのFW大山選手、東海大五の松井選手、そして国見の白谷選手、いずれも小倉南FCジュニアユース出身の同い年だ。

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05/08/2007

プリンスリーグ九州第5節 国見高校対アビスパ福岡U-18 ~5月3日

国見高校 2(1-0、1-1)1 アビスパ福岡U-18 (大分スポーツ公園ラグビー場)


 続いては、国見対アビスパ。例年スロースターターの国見。今年も2点差を追い付かれたり、3点差を追い付かれてロスタイムにオウンゴールでやっと勝ち越したり、ここまでは不安定な戦いぶりのようだが、負け無しで来ている。アビスパもここまで2勝2分と負け無しだが、一月前のFBS招待の内容を見る限り絶対的な強さは感じない。


国見 スタメン

---11鶉野---10白谷---
------9濱中------
17小見川-8三浦-6内田-7東矢
-- 5木下- 4谷川-13山村--
------12周詞------

アビスパ スタメン

---14田中--9大山---
10鈴木-------27秋田
---7一瀬--4関屋---
3今井-5前田-2藤田-6山下
----- 1平山-----

 国見は3-5-2の布陣。アビスパは、一月前のFBS招待では4-3-3だったが、この日は4-4-2ボックス型だった。

(前半)
序盤はお互いコンパクトなラインで守り、相手にスペースを与えない。
18分国見、カウンター、左から右へ大きなフィード、フリーの7番がシュートも相手DFがブロック。
25分アビスパ、右サイドから27番がクロス、ファーサイドの10番が折り返したが相手DFがクリア。
30分国見、左から大きなサイドチェンジ、右サイドで受けた11番鶉野選手が絶妙なトラップ一発でマーカーをかわし、GKのニアを抜くシュートを決め、1-0と先制する。
33分アビスパ、右サイドから4番がゴール左へクロス、9番が抜け出すがトラップが長くなり相手GKがカバー。
42分国見、カウンター、右サイドでフリーの6番がマイナスのセンタリング、中央で10番がループシュートを放つが枠わずか上に外れる。
44分アビスパ、FKからクイックリスタート、中央からゴール左へ、9番がうまいトラップでマーカーをかわしてシュートも相手DFがブロック。
国見が前からの積極的なプレスでアビスパに余裕を与えない。高い位置で奪ってカウンター、という国見らしいサッカーが展開された。

(後半)
メンバー交代はなかったが、アビスパがフォーメーションを変更した。7番のワンボランチ、10番、27番がセンターハーフ、左14番、中央9番、右6番のスリートップの4-3-3-となった。
2分アビスパ、左サイドからのロングスロー、ファーサイドまで届き、ゴール右から9番がシュートも相手GKがナイスセーヴ。
3分国見、左サイドでボールをキープした10番がラインぎりぎりの深い位置をドリブル突破、2人抜いてクロスも相手DFがクリア。
4分国見、左サイドで9番が股抜きパス、受けた17番がファーサイドへクロス、右サイドでフリーの選手がシュートを放つもクロスバーに弾かれる。決定機。
5分アビスパ、27番秋田選手out、23番吉原選手in。
14分アビスパ、CKのクリアボールを拾って4番がクロス、ファーサイドの9番がヘッドも相手GKキャッチ。
18分アビスパ、左サイドスローインからの攻撃はクリアされるが、右サイドから再び攻め、10番鈴木選手がフェイントでフリーになると、鋭く曲がるクロスをファーサイドへ、飛び込んだ9番大山選手が足で合わせゴール、1-1の同点となる。
高い位置からプレスをかけていた国見に疲れが見え、プレスがかからなくなる。アビスパのボール支配率が高くなる。
25分国見、6番内田選手out、16番長谷選手in(公式記録では5番木下選手out、私の見間違いか)。ほぼ同時に給水休憩。びっくりしたが、再開後目に見えて国見の選手の動きが再び良くなる。
28分アビスパ、14番田中選手out、19番大庭選手in。
30分アビスパ、右サイドからのロングスロー、落としてフリーの9番がシュート、相手GKが足一本でクリアするスーパーセーヴ。
31分国見、9番濱中選手out、14番江村選手in。
33分アビスパ、カウンター、10番のフィードに9番が抜け出しかけたが、相手DFが我慢して飛び込まずPA内で寄せてクリア。
34分国見、カウンター、左からクロス、クリアボールを拾った7番東矢選手がミドルシュート、素晴らしくコントロールされたシュートが逆サイドネットに吸い込まれ、2-1と国見が勝ち越し。
41分アビスパ、右サイドからのロングスロー、混戦からシュートも相手GKがナイスセーヴ、こぼれ球をシュートしてゴールインしたが、オフサイドの判定。
43分国見、11番鶉野選手out、15番野島選手in。
45分+アビスパ、右サイドを6番が突破してファーサイドへセンタリング、走り込んだ選手がシュートも相手GKがナイスセーヴ。
45分+アビスパ、左サイドを突破してクロス、相手GKが好判断、ニアに飛び出してパンチングでコースを変えてクリア。
終盤のアビスパの猛攻を防ぎ、国見が逃げ切って勝利を収めた。

 見応えのある攻防だった。アビスパは、敗れはしたものの、相手GKの大当たりに遭い不運だったとも言える。中でもFW9番の大山選手のストライカーらしいシュートまでの一連の動きが目立った。
 国見は、後半ばてかけたが、給水休憩で見事に復活。さすがと言うべきか。中ではFW10番白谷選手の切れのある動きが目立った。また、11番鶉野選手、7番東矢選手のゴールはハイレベルなものだった。しかし、この試合のMOMはGK12番周詞選手だろう。すばらしい反応と判断で、数々のピンチを防いだ(フォルツァ杉並出身とある、東京の子かな)。

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05/07/2007

プリンスリーグ九州第5節 大津高校対九州国際大学付属高校 ~5月3日

大津高校 2(0-1、2-1)2 九州国際大学付属高校 (大分スポーツ公園ラグビー場)


 プリンスリーグ九州は中盤戦。この日は、まだ今シーズン見ていないチーム、ラグビー場での2試合の観戦を選択。大津は、ここまで1勝3敗の勝ち点3と苦戦している。


大津 スタメン

--11深山--10末吉--
7網田-- 6山城--8木村
-----15笠-----
14藤川-5藤本-3坂田-2森
-----1今井-----

九国大付 スタメン

---7湯浅---15柿本---
8内藤--------5田中翔
---18高根---6原---
14桑原-3田中祥-4林-16村上
------1平嶋------

 大津は今年もダイヤモンド型の4-4-2のようだ。

(前半)
3分九国大付、左CK、18番の低く速いクロス、相手GKがクリア、こぼれ球をシュートもGKセーヴ。
14分大津、相手のパスミスを右サイドでカット、左へサイドチェンジ、7番がファーサイドに速いクロス、8番がゴール右からシュート、相手GKがセーヴ。大きく左右に相手を振り回すいい展開。
21分大津、右サイド2番から中央8番を経由して左サイドへ、7番がダイレクトでファーサイドへクロス、8番がトラップからセンタリングも相手DFがクリア。
大津は、サイドからの崩しの意識が高く、大きなサイドチェンジを交えてチャンスを作るが、なかなか決定機に至らない。
32分九国大付、右CKからファーサイドへ、後方から走り込んだ選手がシュートも相手GK正面。
38分大津、カウンター、中央10番から右へスルーパス、11番がシュートも相手GKがナイスセーヴ。
39分九国大付、カウンター、三対三、ゴール右からフリーの5番がシュートも、相手DFがブロック。
40分九国大付、右CKからファーサイドへ、相手GKがキャッチミス、18番がヘッドで押し込んだように見えたが、記録では大津DFのオウンゴール。九国大付が1-0と先制する。
44分大津、左サイド14番がDFの裏へ走った7番へ縦にフィード、深い位置からファーサイドへクロスを入れたが合わず。
45分大津、左CKからファーサイドへ、飛び込んだ選手のヘッドはクロスバーを叩く。
劣勢の九国大付が、相手GKのミスをついて先制した。大津GKは失点の場面以外でも不安定だった。

(後半)
後半開始時大津、1番今井選手、8番木村選手out、21番(GK)有年選手、19番澤田選手in。
後半開始時九国大付、8番内藤選手out、24番工藤選手in。ボランチに入り、6番原選手が左サイドへ。
8分大津、中央約20mの直接FK、7番網田選手が壁の左を巻くFKを決める。GKはまったく動けず。1-1の同点となる。
9分九国大付、15番柿本選手out、17番江崎選手in。
13分大津、GKからのロングフィードを11番が落とし、10番を経由して右でフリーの19番へ、ゴール右からシュートも枠右に外れる。
14分大津、10番がドリブルでゴール右へ切り込みマイナスのセンタリング、2列目から走り込んだ15番がシュートも、相手GKが手を一杯に伸ばしてナイスセーヴ。
18分大津、カウンター、左サイドへロングボール、7番網田選手がマイナスのクロス、19番澤田選手がすらし、10番末吉選手がシュートを決め、2-1と逆転。
この後も大津が一方的に攻め立てる。
24分大津、15番が中盤からバイタルエリアへ絶妙のフィード、11番が走り込みループシュートを狙うが枠上に外れる。
26分大津、パスミスを奪われかけるが15番がナイスカバー、逆カウンターの形になり、中央の10番を経由して左サイドへ、7番のクロスは誰にも合わず。
29分九国大付、5番田中翔選手out、11番玉井選手in。
32分大津、左サイドを7番が突破しクロス、10番のヘッドは枠上に外れる。
33番大津、7番網田選手out、17番蔵田選手in。
34分大津、左CKから17番のクロス、中央でフリーの11番がヘッドも枠上に外れる。
38分大津、6番が前掛かりになった相手DFの裏のスペースへスルーパス、11番がドリブルからシュートもクロスバーに弾かれる。最大の逸機。
40分九国大付、右サイドライン寄り約40mのFK、18番がファーサイドへクロス、相手DFと競り合いながら6番原選手がヘッドで決め、2-2の同点となる。
42分大津、PAすぐ外中央からのFK、フェイントで右に出して10番が裏にクロスを入れたが相手DFがクリア。
44分九国大付、7番湯浅選手out、19番筒丸選手in。
同点のままタイムアップ。

 九国大付は、少ないチャンスをものにして、引き分けに持ち込んだが、相手のミス等多分に幸運なところがあった。試合内容は良くなかった。
 逆に、大津は相手を圧倒しながら決めるべきところで決めきれず、終盤に同点に追い付かれた。勝てなかったのは痛かっただろうが、内容は良かった。特に目立ったのは、大津のダイヤモンド型のフォーメーションで特に重要な潰し役のワンボランチ、15番笠選手。小柄だが、豊富な運動量でピンチを未然に防ぎ、DFの負担を軽くするとともに、機を見て前線に上がり、攻撃に厚みを持たせていた。昨年から注目していた7番の網田選手、大柄な左サイドハーフで、キックはほとんど左足から。正確なフィード、FKが魅力の面白い選手なのだが、足をつらせて途中交代。フィジカル、スタミナ面の欠点を克服できていないのが残念だ。

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05/01/2007

関西学生サッカー春季リーグ 近畿大学対桃山学院大学、大阪学院大学対関西大学 ~4月28日

近畿大学 3(1-0、2-0)0 桃山学院大学
大阪学院大学 2(2-0、0-1)1 関西大学 (神戸総合運動公園ユニバー補助競技場)


 3連休の初日は、神戸まで足を伸ばして関西学生リーグを観戦。さて、お目当ての選手が出てくるか。
 昨秋優勝の関大が出遅れたり、新興校のびわこ成蹊が上位に食い込んだりで混戦模様。第1試合は隣のユニバー競技場の阪南大対関学でサンフレッチェユース出身の木原を見ようかと思っていたが、これは下位同士の対戦。上位争いの近大対桃山学院を観戦することにしたが、残念ながら低調な内容。お互いプレスが甘いし、フリーランニングもあまりやらない、ぬるい試合だった。見所は、近大の司令塔・馬場選手(桐光学園)の独特の間合いとテクニック、精度の高いパスによる1ゴール2アシストだけ。もう少しスピーディーな試合が見たいものだ。
 2試合目は、両チームとも低迷しているが、力は持っていると思われる大学同士の対戦。特に、関大はリザーブも含めてJユース、強豪高校出身の有望選手がずらり。本来なら優勝を争っているべきチームだろう。


大阪学院大 スタメン

------9坂本------
---16李---21妹尾---
8佐藤-6馬場-23深作-18畑中
--19岡村-3奥田-15藤尾--
------1稲田------

関西大 スタメン

---10板倉--29前川---
11吉村---------8藤澤
---21大屋--27西岡---
33田中-32小坂- 5牧-6佐藤祐
------22児玉------


 大院大は、3バックに1トップ2シャドーの3-4-3、関大は4-4-2のフォーメーション。関大は、CB小坂(静岡学園)、左SB田中(野洲)、右MF藤澤(サンフレッチェユース)とスタメンに1年生を3人起用している。

(前半)
7分大院大、右コーナー付近からのFK、23番深作選手のクロス、中央で15番藤尾選手がヘッド、ファーサイド側にゴールイン。大院大が早くも先制、1-0とする。
10分関大、ドリブル突破した選手を5番牧選手が後ろから倒す形になり、牧選手にイエローカード。ファウルはともかく、カードが出るようなプレーには見えなかったが、この判定が試合を大きく左右することになった。
11分大院大、右CK、23番からファーサイドへクロス、19番がヘッドで叩きつけるが、バウンドしたボールは枠上に外れる。
13分関大、ロングボール、相手DFと競り合いながら29番が抜け出し、ゴール左からシュートも右に流れる。
18分関大、カウンターを喰らい、抜け出そうとする選手を5番牧選手がバックチャージで止め、2枚目のイエローカードで退場となる。
21分関大、6番佐藤祐選手out、4番長島選手in。CBは4番長島選手とボランチから下がった27番西岡選手、32番小坂選手が右SB、中盤は8番藤澤選手がセンター、右が11番吉村選手、左が21番大屋選手の3人、いずれもサンフレッチェユース出身。
23分大院大、左サイドからのFK、23番の速いクロスに後方から飛び込んだ選手がボレーで合わすが枠上に外れる。
26分関大、左CK、いいボールが入ったが、相手GKがパンチングでクリア。
29分大院大、右サイドのスローインからゴール前へ、いったんクリアされるがルーズボールを拾って再度右サイドを突破、21番妹尾選手の低いクロス、ファーサイドの16番李選手のシュートはポストを弾くが、はね返りを再び李選手が詰めてゴール。2-0と追加点。
32分大院大、右サイドを18番がドリブル突破してクロス、中央の9番の足元に合うが、トラップが大きくなり相手DFがクリア。
38分大院大、右サイド距離のあるFK、ロングボールに相手DFが被って9番が裏に抜けて受けるが、シュートはミートせず相手GKセーヴ。
40分大院大、中央の16番から右サイドに展開、21番のクロスに8番が合わせてシュートも相手GKセーヴ。
 関大のCB牧選手の2枚目のイエローカードは情状酌量の余地はなかったが、1枚目はどうだったか、それほど悪質なプレーではなく、注意で充分と思えたが。ともかく、先制された後に数的不利となり、関大は苦戦を強いられることになった。中盤を1枚減らして、全体の運動量を上げてカバーする作戦に見えたが、逆にサイドバック(特に関大の左サイド)が上がった裏を大院大につかれてピンチが続出した。

(後半)
後半開始時関大、8番藤澤選手、11番吉村選手、29番前川選手out、3番宇佐美選手、12番坂根選手、19番佐藤悠選手in。宇佐美選手が右MF、坂根選手がセンター、佐藤悠選手がFWで、4-3-2の布陣は変わらず。
1分大院大、中盤でパスカットして左サイドへ、16番がドリブルからクロス、フリーで9番がヘッドも枠上に外れる。決定機。
 後半開始早々に絶好の追加点のチャンスがあった大院大だったが、この後消極的な試合運びになる。逆に一人少ない関大が、決定機こそないが、中盤でパスをつないで攻勢となる。
18分関大、GKからのロングボールが強風に乗って伸び、抜け出した3番宇佐美選手がシュート、相手GKが好セーヴも、19番佐藤悠選手が詰めてゴール。2-1と1点差に迫る。
29分大院大、左サイドから斜めに速いクロス、9番が飛び込んで足で合わすも枠上に外れる。
30分大院大、16番李選手out、10番前川選手in。
35分関大、押せ押せで3連続CKも、シュートは枠を捉えられず。
37分関大、10番板倉選手out、14番川口選手in。
40分関大、左CKからファーサイドへクロス、フリーで飛び込んだ選手のヘッドは枠右に外れる。決定機。
41分大院大、カウンターから、相手が前掛かりになった裏をついて右サイドをドリブル突破、マイナスのクロスにシュートは右ポストに弾かれる。さらにこぼれ球がドフリーの選手の前に、しかしシュートはふかしてしまう。
43分関大、中央での競り合いで12番が頑張りキープ、左へ展開して19番のクロス、ファーサイドで14番がヘッドも相手GKがセーヴ。
44分大院大、21番妹尾選手out、13番加藤健太選手in。もっと早く出してよ。
45分+関大、高い位置でのプレスからパスカット、絶妙の浮き球パスであわやGKと一対一の場面も、相手GKが飛び出しボールをおさえる。

 なんとか大院大が逃げ切った。しかし、後半に入って数的優位にも関わらず攻撃意欲が弱くなったのはいただけない。GK稲田選手の好セーヴがなければ同点に追いつかれてもおかしくなかった。
 関大は不利な判定に泣いたが、早々と先制を許したDFのマークの甘さが命取りになったのも確か。しかし、数的不利ながら相手を追い込み、各選手の能力の高さは示した。ダイレクトで正確なパスを出して攻撃を組み立てた21番大屋選手(3年、サンフレッチェユース)、途中投入で動き回り相手をかき回し、追撃ゴールを演出した宇佐美選手(2年、セレッソ大阪ユース)がこの日目立った選手。1年生の33番田中選手、32番小坂選手も、後方から攻撃をフォローし、厚みを持たせていた。春季リーグでは成績が上がっていないが、明らかに関西リーグでは力上位だろう。

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